音楽を「考える」





茂木さんと作曲家である江村哲二さんの対談。
ぼくは音楽に疎く
あまり、こだわって聞いてこなかった。
音楽の時間も好きでなかったし
もちろん、はやりの曲も
あまり好きにならなかった。


そういう意味では世界に広がるKARAOKE
あまり好きでないということになる。


うちの父も母もあまり音楽を聞く人ではなかった。
けれども、ベートーベンのテープを姉弟3人で
よく聞いたことが記憶の片隅にある。


ジャジャジャジャァーン
という擬音語を使うのはとても失礼だが・・・
子ども心に、心を躍らせた気がする。


本物はやはりすごい。
先鋭の芸術家である江村さんの経験を
茂木さんが言語化していく。
その過程が、心地いい。


自分の経験も言語化してくれたら・・・
などと思いながら
自らの言葉は自ら紡ぐ。


もっと自分の音を聞かねばならない。
世界に一つしかない自分の音。