ウェブ人間論

今日からブログをこっちに移動。
何となく移動してみましたが
使い勝手、見る勝手はどんな感じでしょう。
そんなご意見もいただければと思います。

ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 (新潮新書)


ぼくは小説家の中では平野啓一郎が大好きだ。
大学の友達と高校が同じだったというのも
なんとなく、読むきっかけになった。
その友達は二浪してはいってきたから
苦労人だったのだろうけど、おもしろいヤツだった。

この本を手に取ったのは、「日蝕」「一月物語」「葬送」と
平野啓一郎作品が、読んでいてものすごく楽しかったからと
ブログをいくつも書いている中で“web2.0”は
どうしても気になるものだから
「web進化論」を読んだからということ。

ぼくはこの本を決して読みこなしたとは言えないのだけれども
おわりにで梅田望夫氏が述べているように

 たとえば、平野さんは「社会がよりよき方向に向かうために、個は何ができるか、何をすべきか」と思考する人である。まじめな人なんだなあと、話せば話すほど思った。
 その点に関して言えば、私はむしろ「社会変化とは否応もなく巨大であるがゆえ、変化は不可避との前提で、個はいかにサバイバルすべきか」を最優先に考える。社会をどうこうとか考える前に、個がしたたかに生き延びなければ何も始まらないではないか、そう考えがちだ。

ここで梅田望夫平野啓一郎の考えが異なっていることは
2人ともがブログで指摘しているし、
本文中にも何回か登場する2人の意見が食い違う場面だ。

ぼくは平野啓一郎の意見を全面的にのっかりたい。
何というか、ワクワクしてくるのだ。
平野啓一郎しかり、
茂木健一郎しかり。