室まつり

今年、平成18酒造年度の室まつりは浄光寺の住職・林文映さんと
副住職・林映寿さんを迎えて祭事が執り行われた。

いつもの逢瀬神社の神主さんを呼んでの神事とはまた違った進め方だった。

松尾大社の神棚の前に海のものと山のものを捧げ
通常のお経とは違うものを読み上げる。
神事とはまた異なり、具体的な名前なども登場し、わかりやすいものだった。

その後も酒蔵内のこうじ室の神棚から、流しの神棚、など
酒蔵内を水で清めてまわった。笹庭の屋敷神さまも同様に。

小布施堂本店でも食事会にも
忙しいなか、短い間でしたがご参加いただきました。

・社長の話
・山川杜氏の酒造計画報告
 仕込み終了予定は2/15頃
・林文映住職献杯
・市村孝さんの乾杯


市村孝さんの話
小布施には過去、市村家が30軒あった。いまは9軒。
高い鴻山の子孫は、嫡流のみが高井姓を名乗りあとは市村姓にもどっている。

市村氏が小布施に来たのは400年前の元和元年[1615年]大正6年には300年祭が行なわれた。

臥龍山松尾大社があり、旧須高地区に17の酒造があったという記述がある。