KICHIJOJI STYLE
- 作者: 三浦展,渡和由研究室
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04/24
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 70回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
小布施ッションに来られた三浦展さんが
新しい本を出されたということで
一冊送っていただきました。
三浦展さんが19年間住んでいる町は
どんな魅力にあふれているのでしょうか?
だれしも、長く住んだ愛着のある町であれば
自分なりにそんなことをやりたくなるのでは
ないでしょうか?
気になったところを少しだけ・・・
01保安感
道路(road)は都市と都市とを結ぶものであり、主に自動車のための道である。街路(street)は町の中にある道で、両側に建物が立ち並んでいる道である。
16お客ディスプレイ
人気の店には行列ができる。またカフェの外にあるテーブルやイスに座るお客もはみ出しディスプレイの一部である。並んだり座ったりするだけでも、街づくりへ参加していることになるのである。
23抜け道
超高級ホテル、たとえばリッツ・カールトンは、家庭に帰ったような雰囲気が最高のサービスであるというポリシーを貫いている。入り口にホールは狭くて小さく、ホテル内の廊下は路地のような構成である。建物内通路の両脇には店のインテリアが見えて街路のようである。
30居間
居場所とは英語だとプレイスである。アメリカではプレイスメーキングとうい都市理論があるが、これはまさに「居場所づくり」であり、スペース(空間)の開発ではない。スペースはあるがプレイスがない街は、つまらない街である。
31どこカフェ
カフェは第三の居場所のなかでもとりわけ街づくりに重要である。カフェは街歩きの休憩スポットである。文化の意識が生まれる場所である。コーヒーやお茶のサービスがあると空間が居場所に変わる。茶の湯のホスピタリティが居場所には必要だ。
吉祥寺というと東京の中でも
若い人たちの集まるいい町のような
気がしていますが
恥ずかしいかな・・・
まだ訪れたことがありません。
小布施に来る前は、小布施のことも
ほとんど知りませんでしたし、
世間の人気はあまりぼく自身の観点とは
重ならないのかもしれません。