ゲドを読む



7月4日に迫ったゲド戦記のDVD発売日

ゲド戦記 特別収録版 [DVD]

ゲド戦記 特別収録版 [DVD]



6月6日から書店に積まれはじめた
「ゲドを読む」を手に入れた。
長野の平安堂においてあったのは
赤一色だけだったのは少し残念。
プロデューサー糸井重里
この本は目立つ。


何よりも潔い装丁に魅かれる。


ゲド戦記」を深く深く読み込んだ人たちの
ゲド戦記論に目を通していくと


人間の表現できるものの深淵には
こんなにも多くのものが
引き受けられているのかと


ゲド戦記」というファンタジーから
読み解かれているものを
受け取っていくたびに、感じる。


自分には
言葉や、音楽や、映像にしろ
自分の抱えてきたものを
ここまで言語化できないことが
残念でならない。


それ以前に、言語、音、絵、映像として
表現にたえうるだけの内面を
磨き上げていくことが必要である
ことは言うまでもないのだろうが。


表現であるとか
創造であるとか


そういった面でとらえていけば
自分にとっての最大の表現は
生きて行くことにほかならない。


けれどもそれ以上に何か
まだ、思うことがある。