四十七人の刺客
最近、映画やDVDをよく観る。
こんなに観るのは・・・たぶん・・・10年ぶりだと思う。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/01/21
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今回観たのは「四十七人の刺客」
市川崑監督の赤穂浪士の物語である。
もう10年以上前の映画だが、当時は忠臣蔵の
新しい解釈ということで、話題になっていたようである。
ぼくはもちろん、中井貴一びいきである。
主役の高倉健と宮沢りえを片目にしながら
今回は悪役の中井貴一を追う。
「私はいわゆる官僚タイプで、頭の切れる悪者です」
といったふうのメイクが何とも言えない。
それでも、かっこいいなぁと思ってします。
小学生の時に観た大河ドラマ「武田信玄」の影響は
計り知れない。
やはり、人間には原風景がとても重要だなどと思う。
高倉健はもちろんかっこいい。
そこに筆屋の娘である宮沢りえと恋仲になる。
4人の息子娘と妻がありながら
愛人と子どもをつくって
命を捨てる決意をした部下に
後の面倒を頼むっていう、カッコ悪いボスを
かっこよく描いただけのようなものにも
観えてきた。残念。
でもまあ、おもしろい映画だと思う。
映像の特に風景のとらえ方はいいと思った。