ふくい未来力検定


ふくい未来力検定 https://www.fukuikentei.com/というのがある。
長野県にも信州検定 http://www.shinshukentei.jp/というのがある。


こういうご当地検定がはやっている感がある。
松代には、エコール・ド・マツシロ という名での
街づくりが行われているし、
京都でも京都おこしやす大学というのがある。


ただでは誰もきてくれなくなった今、何とか付加価値をということで
模索した結果なのだと思う。
満たされた社会の中で、「巧みに生きることから、善く生きることへ」
何とも言えない思いが伝統産業は自然環境の価値の
再定義という結果になり、今広まってきているのだと思う。


もう10年以上前に読んだ本の中にこれと似た内容があった。
いつも住んでいる、目にしている町や環境を
新しい視点で観ることは難しい。

そこで、自分たちの住んでいる場所を、ものすごくすてきな写真にして
見せるということをしていた。その写真を見て、外国かどこかの
すてきな写真だと思った人たちは新しい視点で、町を見ることができる。
それを繰り返して、少しずつ町に対する愛着と誇りを持ってもらって
街づくりの活力にしていくというようなことだった。


しかし、すでに10年前に足がかりがつくられていたのだとしたら
実現するのがちょっと遅すぎはしまいか。
それともぼくが知ったのが、遅かっただけだろうか。



郷里の福井を離れてもう10年にもなるけれど
甲子園を観る時など、どうしても長野の高校ではなく
福井の高校を応援してしまったりする。
また、住んでいないから余計に気になるのかもしれない。


昨年11月に実家に帰った時も「ストップ・ザ・統合中」http://www.geocities.jp/umaiza731/
ということで、中学校の合併問題の可否が話題になっていた。
市長の公約違反だ、横暴だという意見もあるようだ。
数年前の合併の時もたしかに、現市長の
独善的な行動は何となく感じられた。


せめて、納得のいく説明ぐらいしてほしいものだと思う。
このままでは、行政VS住民という構図ばかりが
日本中で目立ち、なんともギスギスした世の中になってしまう気がする。