虹を掴む 川淵三郎



川淵三郎 虹を掴む (FOOTBALL NIPPON BOOKS)

川淵三郎 虹を掴む (FOOTBALL NIPPON BOOKS)

先日、二宮清純さんの講演会にうかがいました。
http://d.hatena.ne.jp/kemplebar/20070222/1172158694
そこで二宮さんのお話に登場された
元Jリーグ・チェアマンであり、
現在は日本サッカー協会キャプテン(会長)を
つとめる川淵三郎さんの自伝的なもの。


特にJリーグ前のサッカー事情から
さまざま紆余曲折を経てJリーグ誕生
そして現在に至るまでの過程が描かれている。


野球とサッカーという風にただ比べて
見てしまいがちでしたが
スポーツという文化を根付かせるために
多くの多くの苦労を引き受けてこられたのだと。


古いイメージや弊害を払拭し、前に前に
進むために、用いる言葉一つ一つ
設定する規約の一つ一つをおろそかにせず
どうなるかも分からない道を
歩んできたことが感じられ、ただならぬ力を感じたのでした。


小布施見にマラソンという舞台を与えられて
自分には何ができるだろうかと、また思う。
まだまだ、自らの舞台を自分でこしらえるまでには
至らぬのですが、与えられたことで
何かをしたいと強く思います。