いとこの手紙



今日も遅く家に帰ると
いとこから手紙が来ていました。
高校生の子どもがいるような
年上のいとこのですが


おばさんがガンで亡くなってから
手紙を書いたりメールを書いたり
するようになりました。


今日の手紙には
木村芳文さんという写真家のことが書かれていた。
いとこは石川県の白山市に住んでいる。
木村芳文さんという写真家も
白山に見せられ、白山市に暮らす。


驚いたのは、そのことではない。
木村さんの展覧会に行ったいとこが
父の話をしたということで
木村さんが父を覚えていたということ。
メールのやりとりもしていたということ。
実家に飾ってある写真は
彼のものだそうだ。


さっそく木村さんに
メールを書こうと思う。
息子だって
おれも写真撮るだよって・・・