Boalsburg from Boal's Family






State Collegeに大学ができる前
ボール(Boal)家の人々がBoalsburgに小さな街をつくったという。
今でも小さな商店街がある。
Tavernという食堂のような店があり、B&Bがある。
ウェディングドレスの店があり、香水の店がある。
ガーデンニングの店があり、自分の庭いっぱいに
花や草木を茂らせている。
真ん中のにたつ栗の木がなつかしい。


Boalsburgの入口に
今もボール家の人々が住む家がある。
1階ではボール家の歴史が紹介され、
ピアノや生活用品、肖像画などが
想像をかき立てる。別棟の礼拝室には
コロンブス家のゆかりのものらしい品々が大切に保管され、
学生ドーセントがボール家とコロンブス、そしてアメリカの歴史を
説明しながら、ついでに歴史の単位をもらう。


説明用のスクリプトは1時間半分もあり
はしから聞き出しては切りがない。
ボール家は、アメリカ開拓の歴史の初期から
アメリカに根を下ろし、
新たな歴史を刻みはじめた・・・
3年前は中学生ぐらいの男の子だったのが
今回は大学生が説明してくれた。


そういえば、PENN STATEにも
大学のキャンパス・ツアーがある。
そのドーセント(docent)と呼ばれるガイドになることは
とても名誉なことらしい。


人口10万人弱の小さな町の中の
さらに小さな街並みなのに
自分たちのルーツを紹介する仕組みが受け継がれている。
歴史を引き受ける伝統があるということなのだろう。





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