THE CREATIVE LITTLE GARDEN



ニューヨークで宿泊した安宿はEAST VILLAGEという地区にある。
近くには日本人街や、インド風のレストラン
南米アルゼンチンのブエノスアイレスという名の冠された
レストランなどがある。


ブエノスアイレスでは最後の夜に食事をした。
ラビオリとチョリソーを食べた。
一緒についてきたバジルとガーリックのオリーブ漬が
疲れた体にはたまらなく美味しかった。


もう少し東のEAST RIVERに向って行くと
黒人街があるから、夜は気をつけるように
と出会った日本人が教えてくれた。


そんな場所の一角に、このたいそうな名前の
小さな庭がある。
入口には近衛のような人が椅子に座り
夜はカギが締められる。





周辺に住んでいる人のためにつくられた庭は
安全を保つ工夫がなされているのだろう。
ロンドンにいたとき
カギのついた周辺の住人専用のスクウェアなどと
呼ばれる庭があることに、驚いたことがある。


日本では、こういう発想は生まれないだろうなと
住宅や町の成り立ちの違いに思いをはせながら空想した。
日本でも大都市、小都市を問わず
こんなある種、うっそうとしたような緑が必要だろう。


進士五十八さんが小布施ッションで3つの緑について話していた。

  • ペット的緑:花壇や鉢植えの花など、すぐに枯れてなくなってしまうもの
  • 家畜的緑:柿木や植え込みなど、手入れは必要でも自生していくもの
  • 野生的緑:より大きなスケールでの原生林などのもの



小さな緑にしか触れることができないのでは子供たちがかわいそうだ。