おいしいものを撮る

今日は撮影の日だったので、いつものように季節のお料理を撮影した。
いつの間にか撮ることになって、かれこれ2年ぐらい。
撮影したあとに、冷めてはいるけれどもお料理をいただくのが
ささやかな楽しみのような。


撮りはじめた頃の写真は、今見返すといやな気分になる。
初めて撮るというのはなかなか難しい。
やってみたことがないことは仕上がりのイメージがわかない。
予想外の光が入ってきたり、反射したりしてくる。
そういう意味では、結婚式の披露宴は色々な光が混ざるので難しい
と先日、友達の結婚式のフォトグラファーの女性が言っていた。


いつも立派なカメラを持っていていいことは
フォトグラファーの人たちが、ちょっとうらやましそうに
話しかけてくれることだ。それで、大分いろんなことを教えてもらった。
そろそろ、例のああいう照明とか、傘みたいなヤツとか
そういうのを使うとどうなるのかと気になる。


それで、人の心に訴える写真が撮れるわけではないし
何よりも自然光に勝るものはない。と、個人的には思っている。
かといって夕方のお料理を自然光でとるわけにもいかない。


美味しそうな写真はどんな写真なんだろう。
教われば早いのだろうけど、そういう環境で仕事してるわけではない。
ちょっと頭を使って考えようと思う。
テクニックが必要な部分と、それ以外の部分のバランスをどうとっていくのだろう。