窪島誠一郎

信州上田の美術館、信濃デッサン館・無言館を立ち上げた。


昭和52年、彼をふらっと引き寄せたのは「村山槐多」という一人の若き才能。
わずか15歳で日本芸術院賞を受賞し
絵画以外にも、詩、小説において才能を発揮した夭折画家。


窪島さんの語り口からは村山槐多に対する心が伝わってきた。
飾り気のない率直な思いを吐露していくようなそんな時間だった。
生きる希望などなかった青年時代に村山槐多との出会い