創作の森の湖



金津創作の森の特徴は
都市型でなく、里山と田園の中に
あることがある。


福井には黒川紀章デザインの
福井市立美術館や
槇文彦デザインの
福井県立図書館などがあるが
あまりうまく使われているようには思えない。


この2つは延々と続く水田の中にあるのだが
虫食い状に開発された住宅地の侵食を受けている。
ホームページも酷い。
先日、松本猛さんが美術館の現状を
嘆かれていたが、県レベルの方が
身動きが苦しく、酷い状況にあるようだ。


今回は「森の竜神」という
一連の作品が屋外に制作されていた。
迫力があるようでありながら
少し間の抜けたような形のそれは夕日に輝いて
森のものが集まった何物かのようであり
今の私たちには見えないもののようでもあり
少し、ハウルの動く城のようでもあった。







夏の強い陽射しは色が違うことを最近良く思う。